中国人の国民性と仕事の仕方

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中国人と仕事をしていて、ときたま信じられないことが起こることがあります。内容によっては、中国人にちゃんと説明して理解を求めてもどうにも解決できないこともあります。これは中国人の国民性であり仕事の仕方であり、中国人同士にとっては何も問題のないことなのです。つまり私達にその理解や妥協が必要であり、設計者自身の中国人へのアプローチの方法に工夫をする必要があるのです。その中の幾つかを次にお伝えします。

 

かぶらない業務範囲

「技術リーダーには伝えたのに、担当者には全然伝わっていない。」ということが日常茶飯事で発生します。でも技術リーダーが決して怠けて情報を伝えていないわけではありません。技術リーダーは情報を担当者に伝えたのは確かなのです。それは口頭かもしれませんし、メールを送っただけかもしれません。ただ問題は、伝えるだけで終わってしまうことなのです。後のフォローや実施したかの確認を、ほとんどの場合はしません。

事前に依頼事項をメールで伝え、1週間後に中国の部品メーカーを訪問したとします。

設計者:「メールでお願いした内容はできてますか?」
技術リーダー:「ちょっと確認してきます。」
設計者:「1週間前にお願いしているので、もうできているハズですよね?」
技術リーダー:「担当者はこれからやらやるそうです。私はちゃんと今日までと伝えたのですが。」

中国で仕事をしたことにある人は、幾度となくこのような会話の経験をしたことでしょう。このような会話はよくあります。とっても時間の無駄です。では依頼する側はどう対応すれば良かったのか、それを「3つのアプローチ」でお伝えします。

 

「没問題(問題ない)」は「問題あり」

中国人は自己判断がとても多いです。

日本人:「あの依頼した内容は今日までですけど大丈夫ですか?」
と聞くと、

中国人通訳:「今日までに終わるようにと連絡してあるから問題ない。」
日本人:「ちゃんとやっているか確認はしましたか?」
中国人通訳:「大丈夫、問題ない。」

非常によくある会話です。何度も聞くとしつこいと思われてしまうので、「問題ない」を2回くらい言われたら、それ以上の追及は諦めることがほとんどです。しかし結果はだいたい見えています。

中国人通訳:「昨日、確認したら今日できると言った。でも今日はできない、明日になる。」

となるのです。通訳に問題があるのか、実担当に問題があるのかよく分かりませんが、通訳がちゃんと確認せず希望的観測で自己判断をしていたことは確かです。


日本人:「このレバーが部品に当たると傷が付くから2mm小さくしてください」

次の日に確認しに行くと、依頼した内容がなされていません。

日本人:「何で2mm小さくしなかったのですか?」
中国人通訳:「注意すれば当たらないからやる必要はない、問題ない。」

これも非常によくある会話です。依頼した意味が全くなくなります。 重要な依頼内容が、通訳や担当者の希望的観測による自己判断で「没問題(問題ない)」で処理されてしまい、日程がどんどん遅れたり、最悪の場合は妥協して依頼を諦めることにもあります。 こんなときの対処方法を「3つのアプローチ」でお伝えします。

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NOMOistにコラム掲載中!

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