新人/若手技術者研修

製造業に携わる仕事をしていても、難易度の高かったり規模の大きかったりする製品は、一人のエンジニアが関わる箇所はその製品のごく一部の場合がよくあります。そのような場合に、自分の担当する製品がどのような試験をクリアーしようとしているのか、どのような全体コストで作られようとしているのか、など「製品全体」が見えないまま製品化を進めている場合が多くあります。

また、品質管理部門や生産管理部の人などは、製品自体の全体像は見えても、どのような経緯で企画された製品なのか、なぜこの仕様になっているかなど知らず、「製品化プロセス」の全体が見えないまま、自分の業務をこなしている場合もあります。



モノづくりには非常に多く担当者、また協力企業が関わって一緒に作り上げていきます。実務においては、その製品の一部の担当になってしまうことは仕方ありませんが、一緒に製品を作る仲間がどのような仕事をしているか知ることはとても大切になります。その理由は、全てのブロックや部品、もしくは製品化のプロセスはお互いにシームレスに関わり合って成立しているからです。つまり、明確な線引きがなされていないブロックやプロセスが多くあるからです。

製品全体がシームレスにつながり、主には電気・機構・ソフトや各ブロックの整合性がとれ、その製品が目指すべき方向を確かなものにするためには、各担当者や協力企業がお互いにどんな業務を行なっているか、知っておくことが大切になるのです。

「誰向けの製品か知らない」、「他の担当者のブロックは関係ない」とならないために、製品の全体、製品化プロセスの全体を知っていただ思います。


また現在、EVをはじめとして多くの中国製品が、技術的/品質的に日本製品の存在を脅かしています。日本の製造業が立ち遅れつつある原因はどこにあり、何を改善していけば良いのか、またこれからの日本のエンジニアはどのような思考で製品化の設計を進めるべきかを、考え直す時期にきていると考えます。

日本は貿易輸出金額の85 %を製品(装置、家電、部品、測定器、車関係、化学物など)に頼ったものづくり立国です。この研修では、主に上記の2つに視点で、新人〜3年目の設計者、品質保証、製造技術、購買を担当している人が、世界をリードする一目おかれるエンジニアになるためにご用意しました。是非とも、ご参加ください。


 研修プログラム

この研修プログラムは、主に次の構成になっています。

1)日本のモノづくり企業の置かれている現状(ブルー)
2)モノづくりをスタートする前に知っておくべきこと(グリーン)
3)モノづくりの基本知識(イエロー)
4)これからのモノづくり(オレンジ)
5)エンジニアが一歩抜きに出るためには(グレー)

全体的には、約6時間の内容となっています。企業のご要望に応じて、時間と内容はアレンジいたします。
研修をご希望の方は、お問い合わせよりご連絡をお願いいたします。


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