以上のことを理解した上でなんとか製品化までこじつけることができたとしても、次に待っているハードルは出荷した製品のユーザーからの品質クレームへの対応、そしてそのための設計変更、そしてほとんどの場合はコストダウンが必要になります。そのときには、設計データや品質検証データなどのアウトプットされた資料がしっかりと管理され活用される必要があります。
そして、これらを頑張って対応している間に、次の製品の設計が始まることになります。このときに、社内の設計基準や品質基準が整ってなければ、これらが設計者によってでバラバラになり企業ポリシーのない製品となってしまいます。
これらは全て、企業の設計資産となりしっかりとした管理が必要です。モノづくり企業として持続的に一定の品質であり、かつ決められたポリシーのある製品を出していくには設計/品質システムの構築が必要なのです。
29年間の設計経験、そして15モデルを設計してきた経験からえられた知識をで、皆さまをご支援します。