2つのノウハウでご支援します
現在は多くの製品や部品が中国をはじめとする海外で生産されており、そこで発生する不良品の原因には大きく分けて次の2つがあります。
1つはコミュニケーションのトラブルです。ちゃんと依頼したつもりでもそれが実施されず、不良品の根本原因になってしまうのです。さらにここには、言葉や情報は伝わっていたが国民性の違いから内容がちゃんと理解されない場合と、そもそも言葉や情報が伝わっていない場合があります。
もう1つは、製造ラインにある物の技術的な問題です。製造現場にはさまざまな物があります。それらが正しく機能していない場合が多くあるのです。
中国をはじめとする海外で生産を行っている場合は、下記の1と2をご参照ください。日本で生産を行っている場合は2のみご参照ください。海外での生産は、最も多い中国での生産を例にとっています。
1.コミュニケーション上のトラブルを無くす
中国人には、中国人の国民性による仕事の仕方があり、それを知らず仕事を進めると「普通〜のハズ」、「確かに〜と言ったハズ」となる場合が多くあります。「普通〜のハズ」については国民性の違いを理解した仕事の仕方が必要となり、「確かに〜と言ったハズ」については確実に伝わる話し方と情報(会話、会議、メール)の出し方を理解する必要があります。
不良品の発生する原因は、生産後の製造ラインにだけあるのではありません。部品メーカーに送った図面や資料、データの記載内容、金型などの部品作製の打ち合わせ、生産前準備での打ち合わせ、その後のメールのやり取りなどでのミスコミュニケーションにもあります。そして、このミスコミュニケーションがあったことにお互いに気付いていない場合も多くあります。
いくら日本語の上手な中国人でも、これらの「国民性〜」と「話し方〜」の2つの障壁はあります。これらの障壁を乗り越えてコミュニケーション上のトラブルを無くすことが、継続的は生産の品質を確保につながっていきます。
2.製造ラインの不良品を無くす
中国では、製造ラインにある不良品の発生原因は同じようなものが多く、その中には、日本の部品メーカーではありえないものも多くあります。それを知らず日本の優秀な部品メーカーと接するのと同じ接し方をしていると、当たり前のように不良品は発生し、「そんなハズじゃない」となるのです。
不良品の原因には、治具が壊れていた、作業標準書に記載が漏れている、QC工程表に無い作業をしているなどが多くあります。不良原因の見つけ方と未然防止の方法を知っていただき製造ラインの不良品を無くすことによって継続的は生産の品質を確保できます。
適切な部品メーカーの選定や見積依頼など、設計プロセス上の中国メーカーとの技術的やりとりにおいての注意点も併せてお伝えします。
上記の「国民性の違いを理解した仕事の仕方」と「確実に伝わる話し方と情報の出し方」、「不良原因の見つけ方と未然防止」の基本的ノウハウを、3つのアプローチと名付けております。
ご支援は次の2つに分けて行っています。上記①、②の方は左側のみ、③の方は右側の画像をクリックしてください。詳細がご覧になれます。
お問合せ
ご不明な点は、下のお問い合わせフォームにてお問合せください。生産の品質における皆さまの不安や不良品の懸念が取り除けるまで、ご支援いたします。