ITmedia MONOist 「製品化のイロハ」コラム完結!

2022年3月で、ITmediaのMONOistに1年間(全12回)にわたって執筆したコラムが完結しました。マメに読んでいたただいた方には、御礼を申し上げます。また、MONOistの編集者の方、長い間ありがとうございました。

「アイデアを『製品化』する方法、ズバリ教えます!」というタイトルで執筆させていただき、内容は製品化の基本中の基本をお伝えしました。

私が前職のソニーを退職し、モノづくりのベンチャー企業の方とお会いする中、あることに気づきました。それは、多くの方が、「試作品が1個できれば、それをたくさん作れば販売できる製品になる」と考えていることでした。実は、量産技術や量産設計という言葉があるとおり、試作品が1個できても、それはそのままでは量産する製品にはならないのです。

販売する製品にするためには、法規制をクリアーして認証を取得する必要があります。これを「安全性」といいます(全ての製品が必要というわけではありません)。製品を長期に使用すれば、壊れてはいけません。これを「信頼性」といいます。製品をたくさん作るには、正確に同じ製品を作る必要があります。これを、「製造性」といいます。そして、たくさん作って売れれば売れるほどお金を損したくはないです。これを、「コスト管理」といいます。

これらの4つは、試作品や展示会に出すサンプルの作製ではさほど考える必要はないのですが、たくさん作って販売する製品にするには、絶対に必要な知識なのです。しかし、これらを理解せず製品化を進めてしまい、後から設計のし直しをしているベンチャー企業が多くあるのでした。お金と時間がもったいないです。

これ以外にも、下記の知識も必要です。
・日程の立て方
・企画の作り方
・部品メーカーや組立メーカーの種類と発注の仕方
・検証(試験)の仕方
・品質の考え方
・本体以外のカートンとか取扱説明書の作成方法
・製品の量産方法

せっかく多くの資金を集め、たくさんの時間を使って試作まではできたのに、どうしてもそこから先に進めない、もしくは、量産直前までいったのに、上記の4つの問題でこのまま量産して市場に出すことはできない、という方に是非お読みいただきたいと思います。最終回は、これからの日本のモノづくりの目指す方向性を書いています。これもご参考いただければと思います。

一回は大体5000字くらいで、10分弱で読み終わります。時間のある時に、読んでいただければありがたく思います。よろしくお願いいたします。

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MONOist一覧:アイデアを「製品化」する方法、ズバリ教えます!
第1回:「製品化」に必要な知識とスキルとは
第2回:一度決めると簡単には変更できない!? 「製品化の日程」を検討する際のポイント
第3回:製品化に欠かせない“製品の計画書”、企画と設計構想を考える
第4回:製品の「設計」工程ですべきこと、そして「設計審査」との向き合い方
第5回:「部品を作る」といっても単純ではない!? パーツ製作で知っておくべきポイント
第6回:量産試作の「組み立て」と「検証」は慎重に!! 確認すべき事項とその注意点
第7回:絶対に押さえておきたい製品化におけるコスト見積もりの基礎知識
第8回:量産部品の設計に必要な知識と品質に関する考え方
第9回:「コスト」を考える上で絶対に欠かせない6つの視点
第10回:生産を開始する前に設計者がすべきこと
第11回:日本の製造業の現状とその打開策【前編】
第12回:日本の製造業の現状とその打開策【後編】

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